理学療法士の大和田です。

4月26日(金)に埼玉県立がんセンターで患者・家族の意思決定支援~病院全体で取り組む アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を通して~を聴講してまいりました。

ACPの本質はコミュニケーションです。機械的な情報収集、聴取では患者さんは見抜いてしまうそうです。

★なぜ始めたのか?

抗がん剤の治療後に目標を立てるのが難しい。
医療者が決定した内容が必ずしも患者の意思になっていない。
★背景として
抗がん剤の期待
防衛機制
患者と家族の意見の相違
職種間の相違

ACP導入にあってのメリットとデメリット
★メリット
信頼感が増す
自己コントロールができる
ストレスを軽減
★デメリット
自己決定の強制
臨床現場は複雑で、十分な情報収集ができずに患者さんのQOLが上がらないことが多い。

★ACPを使った意思決定支援を行うためには
知ってもらう(患者、家族、医療者)
啓発活動(地道に、地道に)
やらされ感を少なくする。
患者、家族との信頼関係強化
良好なコミュニケーションはストレス軽減
医療の質をあげる

★展望として
今後の治療目標も含めて早めに今後の展開や目標を聞き出し、共有して最良のQOLプランを患者、家族とともに寄り添う医療を提供する。

全身状態の良い時から人間像、意向をお互いに確認しておく。

なぜか?

→終末期では70%の意思決定が不可能。
終末期では70〜80%は理解できないでいる。

★感想
看護ステーションでは、主治医または緩和ケアのチームに治療目標の今後の希望などをしっかりと聴取する必要がある。地域と病院もこまめな連携、連絡が重要と思われる。また気持ちの変化は日々あると思われるため繰り返し気持ちを聴取することが重要と感じました。